1.結婚前に調査が重要な理由
結婚するときには、相手の良いところばかりが目につくので、問題点がわからないことが多いです。そこで、結婚後に相手に借金があったり、離婚歴を隠されていたり、異性にだらしなかったりすることが判明するケースもあります。
このようなとき、「結婚前に言ってくれたらよかったのにと」と相手を責めたくなりますが、責めても何の解決にもなりません。結局は、我慢するか離婚するかの2者選択になります。
我慢して一生生きていくことを考えると、先が思いやられて耐えられないと思うかもしれませんが、かといって離婚をするとバツイチになって戸籍に傷が残ってしまいます。
戸籍が傷つくことで、家族にも迷惑をかけることもあるでしょう。
このように、事前に相手のことをよく調べずに結婚してしまうと、後になって大変なトラブルが起こることがあります。
このようなリスクを避けるため、結婚調査は非常に重要です。
2.結婚調査でわかること
結婚調査とは、婚約者について、勤務先や仕事、収入、家族関係や評判資産、健康状態や友人付き合いなどを広く調べる調査です。
このことによって、婚約者の知らない一面が見えて、結婚を思いとどまることもありますし、問題がなければ安心して結婚することができます。
何か問題がありそうな相手であれば、必ず結婚調査をしておくべきですし、おそらく問題がなさそうな相手であっても一応結婚調査をしておくと、より安心できます。
3.結婚調査・結婚詐欺調査を実施すべき場合
結婚調査は、以下のような問題があるケースで特に実施すべきです。
恋人が金銭トラブルを抱えていた、または抱えているかもしれない
結婚調査をすると、相手の借金の状況がわかるので安心できます。
また、結婚をチラつかせて、金銭を要求されていませんか?
その相手は結婚詐欺師の可能性もあります。
お金を貸す相手の勤務先、自宅は訪れたことはありますか?
「住所を聞いているから大丈夫」
いいえ、大丈夫ではありません。
問い詰める前にしっかりと自分自身の目で確認する事が大切です。
婚約者に他に恋人がいそうだ
調査をすると、婚約者の素行を調べて、他に恋人がいるかどうか明らかにすることが可能です。二股をかけられているとわかったら、早めに別れてしまいましょう。
婚約者の名刺に記載された住所に会社がない
相手の勤務先や仕事をしているかどうかなどを調べることができます。嘘をついている相手なら、信用しない方が良いでしょう。
初婚だと聞いていたがバツイチだったが、前婚の離婚原因がわからない
過去の離婚原因は自分のイメージが悪くならないよう、元配偶者の事を悪くいう傾向があります。
真の離婚原因は何なのか?それを把握する事であなたとの将来のトラブルを未然に防ぐ事ができます。
結婚相手がバツイチかもしれない、子どもがいるかもしれない
相手の今までの婚姻歴や子どもの有無なども調査によって判明します。判明した事実の内容によっては、相手と別れるきっかけになります。
離婚歴がある人と交際しているが姑がどんな人か知りたい
普段はリードしてくれて頼もしいパートナーでも、実はマザコンだったり、婚約者の母親が厳しすぎたり、性格に難がある事がございます。
結婚は二人だけのものではありません。パートナーの親とも一生の付き合いをしていけるのか、事前に把握する事で結婚に向けて安心して進む事ができます。
結婚直前になっても親や友人に紹介してくれない
結婚調査では、相手の家族や友人関係についても調べることができるので、相手の親に紹介してくれない理由や相手の親がどのような人なのかを知ることができて安心できます。相手の実家がややこしそうな場合、結婚後の親族関係を考えて結婚を思いとどまるきっかけにもなります。
婚活パーティーで知り合った人がどのような人か知りたい
婚活パーティーなどで知り合った相手は、実際にはどのような人か素性の分からない人が存在します。
結婚詐欺師はこのような場に姿を現します。
ターゲットは
30代の独身女性、
40代の独身男性。
結婚を強く意識する年齢で、かつ貯金もそこそこ貯めている事が多い年齢層です。
そのため、調査せずに結婚するのは大変危険です。是非とも結婚調査をして、安心できる材料が得られてから結婚に踏み切りましょう。
以上のように、結婚調査は、婚前のいろいろな不安を解消するために大変役立ちます。
いったん結婚してしまうと、簡単には離婚できませんし、離婚するとなると大変な作業になります。子どもができていたらトラブルも大きくなりますし、離婚すると、戸籍も元に戻りません。
結婚前に、少しでも不安がある場合には、安心を得るための保険の意味でも、念のために調査を入れておくことをおすすめします。